utinoko@kotaro

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今の日本の社会問題のひとつである、終末ケアをテーマにした
「終わりよければすべてよし」を観てきました。

神保町の岩波ホールでの上映最終日は満員でした。
30分前に開場でしたが、その数十分前からすでに行列ができていました。
年齢層はかなり高く、団塊の世代というよりも、ご高齢の方が多かったように思います。


owariyokereba


この映画は、日本とオーストラリア、スウェーデンにおける、終末期医療を取材した
ドキュメンタリー映画です。
厚生労働省(2003年)の統計によると
病院で死を迎える人が80%、自宅で死を迎る人はたった13%なんだそうです。

数ヶ月前に亡くなったばぁちゃんは、その13%のうちのひとりでした。

在宅で最期を迎えるということは、その人の命に係わることの
ひとつひとつを、家族が決断しなくてはなりません。
それは、家族にとっては迷いとなり、苦しみとなります。
例え、本人の意思で決断していたとしても、迷いや苦しみは同じ様に生じると思います。
そして、その人(要介護者)の少しの変化にも一喜一憂するのです。
気持ちのアップダウンはとても激しいです。
覚悟ができていても、ちょっとしたことで気持ちが噴き出してしまうのです。

しかし、それ以上に、幸せも感じます。
不思議なことですが、その人が、ばぁちゃんがいてくれる事が幸せなのです。

ばぁちゃんは、義父が亡くなった時、義母に言ったそうです。
「とうとう、厄介者になっちゃったねぇ。」って。
義母は、ばぁちゃんに即答したそうです。
「そんなことないよ。ばぁちゃんはうちの宝だよ。」と。

そう。
家族の宝になるのです。
ばぁちゃんは我が家の宝でした。

迷いや苦しみは感じて当然です。
宝物のばぁちゃんが、どうしたら安楽で幸せな気持ちでいてくれるのか・・・。
在宅介護とは、そんな宝物を家族全員で大切に包み込むという
人生の大仕事をしているんですから。



人が最期を迎える時、医療の力はとても大きいと思います。
いや、大きかったです。
現代の医療は、体の痛みを和らげたり、消し去るだけではなく
心の痛みをも和らげてくれます。
家族の心の痛みも、医療で和らげてくれます。
医療は、決して、延命することだけがすべてではないのです。

映画の中で、太田医師も仰っていました。
「ああいう治療(心の痛みを緩和する)にこそ
今の医学の力、医療の力をつかってあげたい」と。


この映画は、医療側からの視点で作られた終末期ケアということでしたが
介護というのは、どこか一方からだけの働きかけでは絶対に足りないのだ。
と痛感させられました。
それは、当然の事だと思っていましたが、実際に介護に携わってみると
当然であると思っていたことが、実際は当然のこととして扱われていないのです。
正確に言うと、追いついていない・・・。


理想と現実のギャップ。


そんな一言で片付けられない時代が、もうすぐそこまでやってきています。
日本の高齢化率は、2025年には30%になると予測されています。
今日の最終上映に、ご高齢の方々が多かったことが、その不安を物語っていると思いました。
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だって・・・内緒話なんだも~ん。

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